ハイウエスト(High waist)というのは、腰の真ん中、へその上という部分。それに対してローウエスト(Low waist)というのは、へその下、腰骨ぐらいという位置だと思う。ハイウエストは90年代以前に流行したファッションであった。そのころ、ズボン、スカート、ジーンズなどもへその上でボタンを掛けるのが普通だった。その世代の私には、ハイウエストの服は一番着ごこちがよいと思う。ファッションのためにローウエストのジーンズもはくけれども、着て気持ちがいいのはやっばりハイウエストの服である。運動服もパジャマのズボンも、自然と腰の上まで引き上げているのも、当たり前のことである。
しかし、若いものはそんなことを思わない。90年以後の世代はハイウエストの服に接することが少ないので、ハイウエストの服は受け入れられない。反対に、ハイウエストは絶対気持ち悪いものだと思っている。新世代の娘たちは毎回私がハイウエストのズボンをはいていると、私が不快だと思うのだろう、「こんな気持ち悪い着方はだめだよう」と言って、臍の下まで引き下げくれる。
とどのつまり、物事は、すべて考え方次第である。この考え方は人生の経験、体験、環境、周囲の状況などから蓄積されたものだと思う。従って、考え方は人によって違う。自分の好きなことでも他の人にとっては、そうではないかもしれない。そういう場合は、仲間とか、親子とか、夫婦などの間でも、自分の考え方を無理やり押し付けようとしないで、相手の立場に立って考えるようにしたほうがいいと思う。
親は子供を見守りながらも、自分の角度からのみみないで、今の世代のことをちゃんと勉強し、子供の世界にも入ってみると、親子の関係は明らかによくなるかもしれない。
夫婦なら、相手の立場をちゃんと理解し、男女の考え方の違いを理解しようとすれば、おそらく離婚率も減少するはずである。