あっという間に、娘達は大学を卒業しました。赤ちゃんの頃の断片的な記憶をまだはっきり覚えているのに、もう大人になってしまいました。
嬉しくないですか?嬉しいと感じるべきですか? ちょっと分かりません。
娘達が急に大人になったのは大学に入ってからです。
自分で車を運転して、どこへも自由に行きますし、自分の友達も自由に選べます。
なにか食べたいものがあれば、すぐに食べに行きます。好きな物をすぐ手に入れます。どう無駄遣いしても、どう贅沢しても大丈夫なように、銀行の口座にいつでも使い切れないお金を置いています。
私は娘たちを甘やかし過ぎているかもしれません。
そして、姉妹と二人きりで暮らした四年間で、気付かないうちに、子供達はもう子供ではなくなっていました。今私は突然に二人の自由な世界に入って、多少3人とも変わらない訳にはいきません。もはや二人をまだ子供だと考えることができないに違いないと思います。それに、大人として扱って、友達みたいになかよくなります。
ぼんやりしていると....
いきなり、娘たちの名前が呼ばれました。二人は舞台に出てきて、黒い卒業服姿で大学の校長から卒業証書を受け取りました。私に向かって笑いながら卒業証を振って、こおどりして喜びました。彼女達はまだ私の赤ちゃんではありませんか!